求人広告に映す職場の魅力-1

求人広告を出しても応募が来ない職場に共通する思い込み

「広告費をかけたのに、応募が一件もない」

掲載期間が終わり、請求書だけが届く。この経験を何度もくり返し、「うちのような小さな職場には、もう人は来ないのではないか」と感じている経営者の方は少なくありません。人手が足りない焦りと、費用だけが出ていくむなしさ。その両方を抱えるつらさは、採用担当として現場にいた私にもよく分かります。

ただ、応募が来ない理由をたどっていくと、「規模」や「知名度」よりも、いくつかの思い込みに行き当たることが多いのです。

思い込み1:「載せれば見てもらえる」

求人媒体には、同じ職種・同じ地域の求人がずらりと並びます。求職者は一件ずつ丁寧に読むのではなく、数秒で「自分に関係がありそうか」を判断していきます。載せたことと、読まれたことは別です。

思い込み2:「条件さえ書けば十分」

給与、勤務時間、休日。もちろん大切な情報ですが、それだけでは他の求人との違いが伝わりません。求職者が本当に知りたいのは、「ここで働いたら、自分の毎日はどうなるのか」ということです。誰と、どんな雰囲気で、何を大切にして働くのか。そこが空白のままでは、条件で比べられるだけになります。

思い込み3:「誰でもいいから来てほしい」

人手不足が深刻なほど、募集の言葉は広く、あいまいになりがちです。しかし、「誰でも歓迎」という求人は、結果として誰の心にも届きません。「あなたに来てほしい」と語りかけている求人のほうが、読む人は自分ごととして受け取ります。

組織の中の「言葉になっていないもの」を伝える

私は医療機関で約12年間、人事・労務を担当し、150名以上の採用に関わってきました。そこで学んだのは、どの職場にも、内側の人には当たり前すぎて気づけない「働く魅力」があるということです。

たとえば、先輩が必ず声をかけてくれる、子育て中の職員が多く休みの相談がしやすい、経営者と距離が近い。こうしたことを言葉にして求職者に届けるだけで、求人の伝わり方は大きく変わります。応募が来ないのは、魅力がないからではなく、魅力が「言葉になっていない」から、というケースは少なくありません。

そして、この言葉は応募を増やすだけでなく、入社後の「思っていたのと違う」を減らすことにもつながります。募集は、定着の入口でもあるのです。

荒井社会保険労務士事務所では、求人を出しても応募が来ないという不満をお持ちの方に、職場の魅力を言葉にして求職者に届ける支援を提供し、その不満を取り除くお手伝いをしています。

今日からできること

在籍している職員の方に、「この職場を続けている理由は何ですか」と一人だけ聞いてみてください。その答えが、次の求人に書くべき一文です。

荒井 紀洋

メディレックスは荒井社会保険労務士事務所のサービスです。 新潟県で社会保険労務士事務所を運営し、医療・介護に特化して運営サポート、人事評価制度構築、採用のお手伝いをしております。 これまで12年間医療機関で採用や人事・労務を担当しておりました。 勤務時には150名以上の医療職や介護職の採用活動の計画、広報、書類選考、面接に関わってきました。 現在はZOOMなどのICTを活用してサービスが提供できますので、全国を対象に業務を行っております。 主に都内、関西圏など主要都市部の顧客に人事・労務コンサルティングや採用サポート業務を展開。 参考までに弊所「求人募集webサイト構築サービス メディレックス」では、看護師、コメディカル、介護福祉士、看護・介護スタッフ、保育士、事務の採用に活用いただいております。