注射

2022年度診療報酬改定 決着へ向けて

2022年診療報酬改定が決定へ向けて進んでいます。

報道によれば全体では、1%程度のマイナス改定です。

医療機関にとっては、経費の多くを占める人件費にかかる部分が気になるところです。

プラス改定となる予定なのは、本体部分、看護師の賃上げ分など。

一方、マイナス改定は薬価部分です。これはこのところの流れで、驚きはありません。

コロナ禍での報酬改定は注目されていましたが、私にとってはサプライズと言える変化はありませんでした。

改定率を0.1%下げる要素として処方箋を反復利用できる「リフィル処方」の22年度からの導入にメドをつけた。

患者が薬の処方のためだけに医療機関を訪れる「お薬受診」が減る期待がある。

医師会は患者の健康状態を把握できなくなるといった理由で反対してきた。

日経新聞 2021年12月21日 より引用

このリフィル処方の導入で、受診回数が減る可能性がありますので、医療資源の少ない地域では、良い面もあるでしょう。  

診療報酬改定が、政争の具にされることのないよう、医療従事者にとっても国民にとっても良いものになることを願います。

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