ミッション、ビジョン、コアバリューの必要性を感じながら、コーチとして研鑽を積んでいます。
現在は「職務契約書」に取り掛かっています。
通常の職務分掌、職務定義書では「何をやるか」が書いてあります。
この役職では「この業務を行ってください」の記述です。
つまり、その役職のやるべき義務を明確にしています。
しかし、仕組み経営の「職務契約書」では、それぞれの”成果定義”を決めなければなりません。
成果とは何か?
ビジョンとの一貫性が必要で、成果は「なぜやるのか?」「なぜこの仕事をするのか?」仕事の意義と言って良いでしょう。
正直、ここまで考えて書くのは手間がかかります。
しかし、考えて書く手間を惜しむと結局本人に意図が伝わりません。
なぜこの仕事をやるのか?は重要です。
人は動機によって動くものです。
単に命令され、これをやれと言われたら、その言われたことしかしません。
しかし「この仕事にはこのような意義がある。だからあなたに任せるのだ」と言われればどうでしょうか?
単に指示された仕事よりも、意義を説明された仕事のほうが早く確実に仕事をするのではないでしょうか。
指示された以上の品質で仕上げるかもしれません。
成果を定義して伝えることの重要性をより感じました。